中学地理の雨温図問題対策

中学地理の雨温図問題対策

中学地理で必須の日本の主要都市の雨温図を掲載しておきます。

 

6つの気候分類(北海道の気候、日本海側の気候、太平洋側の気候、内陸の気候、瀬戸内の気候、南西諸島の気候)について、その代表都市と雨温図の特徴をチェックしておきましょう。

 

日本の気候分類別の雨温図

北海道の気候(旭川市)日本海側の気候(金沢市)
冬の寒さが厳しく、梅雨がない冬の降水量(雪)が多い
旭川市の雨温図金沢市の雨温図
太平洋側の気候(東京)内陸の気候(松本市)
夏に降水量が多く、冬は乾燥する(降水量が少ない)夏と冬の寒暖差が大きい
東京の雨温図松本市の雨温図
瀬戸内の気候(高松市)南西諸島の気候(那覇市)
年間を通して降水量が少なく、温暖年間を通して温暖で、降水量も多い
高松市の雨温図那覇市の雨温図

(データ出所:気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」よりグラフを作成)

 

6つの気候区分は大きな特徴として2つに分類されます。
  1. 年間を通して降水量が多め…太平洋側、日本海側、南西諸島
  2. 年間を通して降水量が少な目…北海道、内陸、瀬戸内

 

 

特徴的な都市の雨温図

雨温図が特徴的な都市として取り上げられることが多い2市もピックアップしました。

尾鷲市(三重県)八丈島(東京都)
年間降水量が多い台風による降水量が多い
尾鷲市の雨温図八丈島の雨温図

(データ出所:気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」よりグラフを作成)

 

どちらも台風の通り道となることが多く、他の都市と比べて降水量が多いのが特徴です。尾鷲市の年間降水量は3848.8ミリ、八丈島の年間降水量は3202.4ミリで東京(年間1528.8ミリ)の2倍以上となっています(データ出所:気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」)。

 

東京の年間降水量は決して少ないほうではありません。

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