カラム地図でミカン、リンゴ、日本ナシの収穫量を確認
果物の都道府県別収穫量ランキングでよく出てくるミカン、リンゴ、日本ナシの都道府県別収穫量をカラム地図にしました。
ちなみに、日本の果物収穫量で最も多いのがミカンで2位がリンゴです。
この2つの収穫量はほかの果物と比較してかなり多く、日本の果物トップ2となっています。
ミカンは温暖な地域、リンゴは涼しい地域で主に生産されています。
詳しくは下記のカラム地図で確認してみてください。
ミカンの都道府県別収穫量
()内が順位。%は全国に占める割合です。
ミカンの収穫量1位は和歌山県で全国の約2割。
紀ノ川、有田川流域の日当たりのよい斜面で行われているミカン栽培が有名です。
「水道の蛇口をひねるとミカンジュースが出てくる」との都市伝説がある愛媛県は3位。
こちらは段々畑でミカン栽培がおこなわれている。
和歌山県と愛媛県のインパクトが強くて忘れてしまいがちですが、全国2位の静岡県も忘れずに。
カラム地図で見ても、全体的に暖かい地域生産されていることがわかると思います。
リンゴの都道府県別収穫量
()内が順位。%は全国に占める割合です。
リンゴの収穫量1位は青森県で、全国の約6割を生産しています。2位長野県、3位岩手県で全国の8割超となり、ミカンよりも少ない県で集中的に生産されていることが特徴です。
青森県のリンゴの産地としては津軽平野を覚えておきましょう。
日本ナシの都道府県別収穫量
日本ナシはブドウよりも収穫量が多く、ミカン、リンゴに次ぐ果物となっています。
()内が順位。%は全国に占める割合です。
日本ナシの収穫量1位は千葉県。
「ふなっしー」の出身地である船橋市がナシの産地として有名ですね。
意外なのは教科書で出てくることの多い鳥取県が5位だというところ。
鳥取県でナシの生産がさかんなことは間違いないのですが、全国的な順位となると5位なのです。
鳥取県=ナシの生産=全国1位と間違えて覚えないようにしましょう。
以上が、ミカン、リンゴ、日本ナシの収穫量カラム地図です。
最後にテスト対策上のポイントをまとめておきます。
- ミカンの収穫量1位は和歌山県(紀ノ川、有田川流域)
- 愛媛県(全国3位)でのミカン栽培は段々畑を利用
- リンゴの収穫量1位は青森県(津軽平野)
- 日本ナシの収穫量1位は千葉県(船橋市)
- 鳥取県の日本ナシ収穫量は全国5位