中学地理「関東地方」の総まとめ

中学地理「関東地方」の重要ポイント

中学地理での関東地方に関する総まとめページです。
まずは、テスト対策として関東地方に関連するキーワードをサクッとチェックしましょう。

 

中学地理「関東地方」に関する重要キーワード

重要用語関連ワード備考
利根川流域面積が日本1位長さが日本一は信濃川
関東ローム層火山灰質水もちが悪いため畑作中心に
京浜工業地帯印刷業(東京)東京、川崎市、横浜市など
京葉工業地域鉄鋼業(千葉・君津)東京湾の千葉にかけての埋め立て地
鹿島臨海工業地域掘り込み式の工業港鉄鋼業や石油化学工業
関東内陸工業地域機械工業、自動車工業太田市、足利市、伊勢崎市など
近郊農業大消費地大都市向けに新鮮な野菜や花などを生産
高原栽培嬬恋村夏でも涼しい気候を利用
促成栽培三浦半島、房総半島冬でも温暖な気候を利用
空っ風屋敷森(屋敷林)冬に吹く北西の季節風

 

中学地理「関東地方」で覚えておきたいこと

群馬→栃木→茨城

北関東3県の並びは西から群馬県→栃木県→茨城県です。
県庁所在地で言うと、前橋市→宇都宮市→水戸市の順。

 

上州名物「空っ風」が有名なのが群馬県(上州)で、この「空っ風」を防ぐために家の北や西側につくられるのが屋敷森(または屋敷林)です。

 

近郊農業、高原栽培、促成栽培

重要キーワードが多い関東地方の農業を覚えておきましょう。

 

大消費地である東京に近いところで行われているのが近郊農業
生産地から消費地までの輸送時間が短く済むので新鮮な野菜や花を届けることができます。

 

高原栽培で有名なのは浅間山山麓の嬬恋村
夏でも涼しい気候を利用してキャベツの栽培などが行われています。

 

反対に冬でも温暖な気候を利用しているのが三浦半島房総半島で行われている促成栽培です。

 

中学地理「関東地方」のテスト対策(定番問題編)

関東地方で最初に覚えておきたいのは県庁所在地名。
関東地方は千葉県以外はすべて県名と所在地名が違います。

 

関東地方で県名と県庁所在地名が違うところ
東京都新宿区神奈川県横浜市
埼玉県さいたま市茨城県水戸市
群馬県前橋市栃木県宇都宮市

埼玉県は県名は漢字ですが、県庁所在地の都市名はひらがなです。

 

東京の雨温図

世界の都市との比較などでも出てくることが多いのが東京の雨温図です。
ここでは東京八丈島を掲載しておきます。

 

東京の雨温図八丈島の雨温図
東京の雨温図八丈島の雨温図

雨温図は気象庁ホームページのデータをもとに作成。平均気温は1981〜2010年の平均。

 

東京の年間降水量は1528.8mm。
梅雨の6月よりも台風シーズンの9月10月のほうが降水量が多いのがポイントです。

 

八丈島の年間降水量は3202.4mmで東京の約2倍。
こちらも10月の降水量が最も多く、冬が東京より温暖なのが特徴です。

 

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