中学地理「九州地方」の総まとめ

中学地理「九州地方」の重要ポイント

中学地理での九州地方に関する総まとめページです。
まずは、テスト対策として九州地方に関連するキーワードをサクッとチェックしましょう。

 

中学地理「九州地方」に関する重要キーワード

重要用語関連ワード備考
阿蘇山カルデラ阿蘇山以外にも雲仙岳、桜島などの火山が多い
シラス台地火山灰稲作に不向きで、さつまいもなど畑作がさかん
笠野原台地大隅半島シラス台地のひとつ
薩摩半島大隅半島西から薩摩半島→大隅半島(ともに鹿児島県)
筑紫山地九州山地筑紫山地は「低くなだらか」、九州山地は「高くけわしい」
筑紫平野稲作九州最大の稲作地帯で二毛作もさかん
クリーク筑紫平野筑紫平野でかつて発達していた水路
宮崎平野促成栽培ビニルハウスでのキュウリやピーマンの栽培
八代平野い草い草(畳の原料)はコメの裏作として作られている
筑後川筑紫二郎日本三大暴れ川のひとつ
有明海ムツゴロウ海苔の養殖もさかん
諫早湾有明海干拓事業による環境問題が注目されている
豊予海峡関サバ、関アジ大分県と愛媛県のあいだの海峡
北九州工業地帯八幡製作所1900年代に北九州市に作られたのが八幡製作所
シリコンアイランドIC工場空港の周辺にIC工場が多い
水俣病八代海四代公害病のひとつ
屋久島縄文すぎ世界自然遺産に登録されている
種子島宇宙センター鉄砲伝来の地
対馬五島列島長崎県は島の数が日本一
琉球王国首里城琉球処分により沖縄県となった(歴史)

 

中学地理「九州地方」で覚えておきたいこと

阿蘇山など火山が多い

九州の特徴のひとつは阿蘇山雲仙岳桜島などの火山が多いことです。
重要なキーワードも火山に関連しています。

 

阿蘇山には世界最大のカルデラがあります。
カルデラとは、火山が吹き飛んだり、落ち込んだりしてできた円形のくぼ地のことです。

 

九州南部の鹿児島県から宮崎県にかけて広がっているのがシラス台地
シラスとは火山灰のことで、火山灰が堆積してできたのがシラス台地です。

 

稲作には適さない土地のため、さつまいもなど畑作がさかんで、肉牛、豚、にわとりの飼育も行われています。ちなみに、シラス台地のうち最も大きいのが笠野原台地です。

 

筑紫平野と八代平野

福岡県から佐賀県の南部に広がるのが筑紫平野
筑紫二郎と呼ばれる日本三大暴れ川のひとつ筑後川が流れています。

日本三大暴れ川はほかに、利根川(坂東太郎)と吉野川(四国三郎)です。

 

熊本県中南部に広がっているのが八代平野
こちらは、裏作として畳の原料となるい草栽培がさかんな地域です。

 

屋久島と種子島

島が多いのも九州の特徴です。
ちなみに、もっとも島の数が多い都道府県は五島列島や対馬がある長崎県です。

 

中学地理で頻出なのは屋久島と種子島(ともに鹿児島県)。

 

屋久島は縄文すぎがあり、世界自然遺産に登録されています。鉄砲伝来で有名な種子島には宇宙開発センターがありロケットの打ち上げなどが行われています。

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