中学地理「高原野菜(レタス、キャベツ、白菜)の収穫量」

カラム地図で高原野菜(レタス、キャベツ、白菜)の収穫量を確認

レタスキャベツはくさいの都道府県別収穫量をカラム地図にしました。
いずれも高原野菜の代表的な農産物です。

 

高原野菜とは

高原野菜とは夏でも涼しい気候を利用して生産する農産物のことです。
本来は冬や春にできる野菜を夏に出荷する抑制栽培が行われています。

 

野辺山原(長野県)のレタスや嬬恋村(群馬県)のキャベツなどが有名です。

 

レタスの都道府県別収穫量

レタス収穫量のカラム地図

()内が順位。%は全国に占める割合です。

レタスの収穫量1位は長野県で全国の4割近く。
野辺山原など八ヶ岳山麓の涼しい気候を利用して生産されています。

 

キャベツの都道府県別収穫量

キャベツ収穫量のカラム地図

()内が順位。%は全国に占める割合です。

キャベツの収穫量1位は群馬県で、こちらは全国の2割程度。
群馬県では浅間山麓の嬬恋村などでの生産が有名です。

 

キャベツの場合は、2位の愛知県が17.2%と群馬県とそれほど差がないのがポイント。
グラフ問題が出題されたときは、このことを手掛かりに解けます。

 

レタスが長野で、キャベツが群馬

どちらも高原野菜で涼しい気候を利用して抑制栽培をしている例として教科書でも取り上げられることが多いのがレタスとキャベツです。

 

収穫量ランキングでは、どっちが長野県でどっちが群馬県か悩んでしまいがち。
長乗れタス」、「群魔キャベツ」と無理矢理のゴロで覚えておきましょう。

 

「魔球」じゃなくて、「魔キャベツ」ね。
いや〜、「魔キャベツ」って食べたら、何か起きそうですよね。

 

はくさいの都道府県別収穫量

はくさい収穫量のカラム地図

()内が順位。%は全国に占める割合です。

白菜の収穫量1位は茨城県(27.8%)ですが、2位の長野県(26.6%)と僅差です。
3位の群馬県が3.8%と一気に下がるので、茨城と長野が2トップと覚えておきましょう。

 

 

以上が、高原野菜(レタス、キャベツ、白菜)の収穫量カラム地図です。
最後にテスト対策上のポイントをまとめておきます。

 

中学地理的ポイント
  • 高原野菜は夏の涼しい気候を利用して抑制栽培を行う
  • レタス1位が長野県キャベツ1位が群馬県(魔キャベツ)
  • 白菜茨城県長野県が2トップ
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