中学地理「北海道」の総まとめ

中学地理「北海道」の重要ポイント

中学地理での北海道に関する総まとめページです。
まずは、テスト対策として北海道に関連するキーワードをサクッとチェックしましょう。

 

中学地理「北海道」に関する重要キーワード

重要語関連ワード備考
札幌市道庁所在地、北緯43度ウラジオストクやマルセイユとほぼ同じ緯度
旭川市上川盆地どちらも石狩川の流域
函館市渡島半島北海道新幹線が新函館北斗駅まで開通
日高山脈北見山地、天塩山地、夕張山地南北2列の山地と山脈
石狩川石狩平野、上川盆地流域面積2位、長さ3位、
石狩平野稲作、泥炭地、客土農業に適さない泥炭地を客土により土地改良
十勝平野畑作、じゃがいも、てんさいてんさいは砂糖の原料
根釧台地酪農
オホーツク海流氷
釧路湿原ラムサール条約登録地日本最大の湿原でタンチョウの生息地
知床世界自然遺産北東部に突き出しているのが知床半島
北方領土択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島
先住民族アイヌ
宗谷岬日本最北端の地北方領土を除いた最北端の地

 

中学地理「北海道」で覚えておきたいこと

札幌=マルセイユ

緯度問題でよく出るのが、日本とヨーロッパの比較です。

 

日本はヨーロッパと比べると南に位置するのですが、そこで比較されるのが寒い北海道です。
北海道の道庁所在地である札幌市とほぼ同緯度なのがフランスのマルセイユ

 

北緯43度という数字も一緒に覚えておきましょう。

 

石狩平野(稲作)と十勝平野(畑作)

北海道の二大平野は対照的なのでセットで覚えると効率的です。

 

ともに同じ名前の川(石狩平野は石狩川、十勝平野は十勝川)の下流に広がっているのですが、石狩川は日本海に注ぎ、十勝川は太平洋に注いでいます。

 

石狩平野では稲作十勝平野では畑作がさかん。
石狩平野は、もともと泥炭地だったところを客土により土地改良を行ったこともポイントです。

 

知床半島(世界遺産)と釧路湿原(ラムサール条約)

どちらも北海道の北東部にある自然に関連した地域です。

 

北海道の角のように北東部で突き出ている部分が知床半島で、知床はユネスコの世界自然遺産に登録されています(日本の世界自然遺産は他に屋久島、白神山地、小笠原諸島です)。

 

ラムサール条約(正式名「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」)は、湿地に関する国際条約で、釧路湿原がその登録地となっています。

 

中学地理「北海道」のテスト対策(定番問題編)

北海道は寒い、なんてことは誰でもわかっていますが、テストではどのぐらい寒いのか?気候の特徴は?といったことが問われます。そのときの定番が雨温図です。

札幌市の雨温図旭川市の雨温図
札幌市の雨温図旭川市の雨温図

雨温図は気象庁ホームページのデータをもとに作成。平均気温は1981〜2010年の平均。

 

北海道の雨温図の特徴は、梅雨の影響が少ないため6月7月の降水量が少ないことです。
かといって12月1月の降水量が多いわけでもありません。

 

雪が多いイメージがあるかもしれませんが、12月1月の降水量が多いのは北陸地方です。
札幌市の年間降水量は1106.5mmと東京よりも少なくなっています。

 

 

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