中学地理「世界」のサクッとテスト対策
中学地理での世界分野でのポイントをサクッと確認できるようにまとめています。
ここでは各ページの内容をダイジェストで紹介しています。
詳細は各ページでチェックしてみてください。
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各国のポイントをサクッと確認
アメリカ、イギリス、フランスなど世界の主要な国々の重要ポイントを総まとめ。
時間がないときは各ページの最初にある「重要キーワードリスト」だけでもチェックしてみてください。重要用語ごとの関連ワードを掲載しているのでテストの選択肢問題対策に使えます。
中学地理「アメリカ」の重要ポイント
重要語 | 関連ワード | 備考 |
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ロッキー山脈 | 西部 | 高く険しい |
アパラチア山脈 | 東部 | 低くなだらか |
グレートプレーンズ | プレーリー | アメリカ中央部で南北に伸びる平原 |
センターピボット方式 | グレートプレーンズ | 降水量の少ない地域で行われているかんがい方式 |
等高線耕作 | 土壌浸食の防止 | 等高線に沿って作物を植える |
西経100度 | 年間降水量500mm | (西)牧畜←西経100度→畑作(東) |
適地適作 | 気候・土地にあった作物 | アメリカの農業は適地適作と大規模農業が特徴 |
アメリカの農業はその土地や気候にあわせた作物を集中的に生産することが特徴です。
アメリカ全土で分業(すみ分け)が行われていると考えるとわかりやすいかもしれません。
そこでキーワードとなるのが西経100度線。
アメリカのほぼ中央を南北に走っている経線です。
中学地理「イギリス」の重要ポイント
重要語 | 関連ワード | 備考 |
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世界の工場 | 産業革命 | 産業革命が発祥したのがイギリス |
日の沈まぬ国 | 植民地 | 世界中に植民地を持っていたことから「日の沈まぬ国」と呼ばれた |
北大西洋海流 | 偏西風 | メキシコ湾から流れてくる暖流。温暖な気候をもたらす |
北海油田 | かつて石油輸出国 | イギリス、ノルウェー、デンマークなどにまたがる油田 |
グリニッジ天文台 | 本初子午線 | 経度0度線の基準となる場所 |
ペニン山脈 | イギリスの背骨 | ペナイン山脈とも呼ばれる |
ロンドン(北緯51度)の雨温図 | 札幌市(北緯43度)の雨温図 |
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雨温図は気象庁ホームページのデータをもとに作成。
ロンドンはヒースロー空港の値を使用。
ロンドンのほうが高緯度ですが、北大西洋海流(暖流)と偏西風の影響で札幌よりも温暖な気候となっています。ただし、夏は札幌のほうが暑くなるのもポイントです。
中学地理「フランス」と「ドイツ」の重要ポイント
フランスはEU最大の農業国、ドイツはEU最大の工業国です。
対照的な二国なのでセットで覚えておくのが効率的です。
フランスはEU最大の農業生産国です。
ヨーロッパで主に行われている混合農業と地中海式農業がフランスでもさかんに行われています。
その農産物を使ってできるのがワインやフランス料理。
できたものをよりおいしく食べるために発達したといえます。
さらに生産した農産物を各地に運ぶために鉄道網も発展。
高速鉄道のTGVがその象徴となっています。
また、農業生産を行たために大気汚染につながる火力発電ではなくクリーンなエネルギー源である原子力発電が発達したという側面もあります。
一方のドイツはEU最大の工業国です。
それゆえに酸性雨などの公害は他の国よりもいちはやく深刻化しました。
そこで緑の党など環境政策を掲げる政党が誕生したという経緯があります。
現在、「緑の党」は世界各国で見られますが、誕生したのはドイツです。
中学地理「インド」の重要ポイント
インドで最初に覚えておきたいのは2つの川。インダス川とガンジス川です。
インドの西を流れるのがインダス川、東を流れるのがガンジス川です。
古代インダス文明がさかえたのが、その名の通りインダス川流域で、ヒンドゥー教徒にとって「聖なる川」なのがガンジス川です。
ヒンドゥー教はインドに信者が多い宗教で、イスラム教やキリスト教と異なり、複数の神様を信仰する多神教なのが特徴です(日本の神道も多神教とされています)。
中学地理「中国」の重要ポイント
中国は三大穀物のうち「コメ」と「小麦」の生産量が世界一の農業大国です。
(もうひとつの三大穀物トウモロコシの生産量も世界2位)
そこで覚えておきたいのが地域ごとの農産物です。
- 気温が低く降水量が少ない中国北部(東北・華北)は畑作が中心
- 気温が高く降水量が多い中国南部(華中・華南)は稲作が中心
- 降水量が少ない西部では牧畜(放牧)が中心
これが中国の農業の大原則。
中学地理「オーストラリア」の重要ポイント
オーストラリアと日本は貿易面でのつながりが深いのが特徴です。オーストラリアは鉄鉱石や石炭、ボーキサイトなどの天然資源に恵まれており、こうした資源の輸出先が日本となっています。
【オーストラリアの貿易相手国(2017年)】
(出所:「JFTCきっずサイト」のデータをもとにグラフを作成)
オーストラリアにとって輸出相手国の2位、輸入相手国の3位が日本となっています。
日本からオーストラリアへは主に自動車などが輸出されています。