中学地理「イギリス」の総まとめ

中学地理「イギリス」の重要ポイントを総まとめ

中学地理でのイギリスに関する総まとめページです。
まずは、テスト対策としてイギリスに関連するキーワードをサクッと確認しましょう。

 

中学地理「イギリス」に関する重要キーワード

重要語関連ワード備考
世界の工場産業革命産業革命が発祥したのがイギリス
日の沈まぬ国植民地世界中に植民地を持っていたことから「日の沈まぬ国」と呼ばれた
UKイギリスイギリスは日本独自の呼び方。世界的にはUnited Kingdom(UK)が使われている
カントリー4つの地域イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド
グレートブリテン島アイルランド島アイルランド島の北部がイギリスの北アイルランド
EU離脱2020年1月EU(欧州連合)から離脱した初めての国となった
北大西洋海流偏西風メキシコ湾から流れてくる暖流。温暖な気候をもたらす
北海油田かつて石油輸出国イギリス、ノルウェー、デンマークなどにまたがる油田
ロンドン首都北緯51度で日本よりも北に位置する(北海道の宗谷岬が北緯45度)
グリニッジ天文台本初子午線経度0度線の基準となる場所
ユーロトンネルドーバー海峡フランスとの間で開通
ペニン山脈イギリスの背骨ペナイン山脈とも呼ばれる
ランカシャー綿工業産業革命初期に綿工業がさかえた地域
テムズ川ロンドンロンドンを流れる河川

 

中学地理「イギリス」で覚えておきたいこと

世界の工場と日の沈まぬ国

最初に覚えておきたいのはイギリスの別名

 

産業革命が世界で最初に起きたことから「世界の工場」と呼ばれ、世界各地に植民地を持っていたことから「日の沈まぬ国(植民地のどこかで日が出ているという意味)」と呼ばれていました。

 

ただし、イギリスと呼んでいるのは日本ぐらい。
世界ではUK(ユーケイ)、United Kingdom(連合王国の意味)と呼ばれています。

 

「United」は何が連合したのかというと、4つのカントリー。
イングランドスコットランドウェールズ北アイルランドのことです。

 

ラグビーやサッカー発祥の地でもあるイギリスはワールドカップにはイギリス代表ではなく、イングランド代表、スコットランド代表などとして出場しています。

 

北大西洋海流+偏西風で高緯度でも温暖な気候

イギリスはアイルランド島の西を流れる北大西洋海流(暖流)と偏西風の影響で日本(札幌など)よりも緯度が高いにもかかわらず、比較的温暖な気候となっています(ヨーロッパに共通)。

 

ロンドンの雨温図を下部に掲載しておいたのでチェックしておいてください。

 

中学地理「イギリス」の基礎データ

最後に国土面積、人口などの基礎データをまとめておきます。

首都ロンドン
面積243千平方キロ(日本の64%)
人口6200万人(日本の約半分)
通貨スターリング・ポンド
主要言語英語

(データ出所:キッズ外務省「世界の国々」)

 

日本と比較して、面積は約6割、人口は半分と覚えておきましょう。

 

ロンドンと札幌市の雨温図を比較
ロンドン(北緯51度)の雨温図札幌市(北緯43度)の雨温図
ロンドンの雨温図 札幌市の雨温図

雨温図は気象庁ホームページのデータをもとに作成。
ロンドンはヒースロー空港の値を使用。

ロンドンのほうが高緯度ですが、北大西洋海流(暖流)と偏西風の影響で札幌よりも温暖な気候となっています。ただし、夏は札幌のほうが暑くなるのもポイントです。

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