中学地理「インド」の総まとめ

中学地理「インド」の重要ポイントを総まとめ

中学地理でのインドに関する総まとめページです。
まずは、テスト対策としてインドに関連するキーワードをサクッと確認しましょう。

 

中学地理「インド」に関する重要キーワード

重要語関連ワード備考
インダス川パンジャブ地方インドとパキスタンにわたるインダス川流域がパンジャブ地方
ガンジス川聖なる川ヒンドゥー教徒が沐浴する神聖な場所となっている
ヒマラヤ山脈北東部の国境地帯中国、パキスタン、ネパール、ブータンにまたがる
ヒンドスタン平原北・中央インドインダス川、ガンジス川流域に広がる平野
デカン高原綿花北・中央インドのヒンドスタン平原に対し、南インドはデカン高原
アッサム地方アッサム地方はインド北東部の茶の産地
タール砂漠大インド砂漠インド西部に広がっている
カシミール地方国境未確定地域パキスタンと領有権を争っている地域(国境未画定)
パキスタンバングラディッシュ(西)パキスタン→インド→(東)バングラディッシュの並び
ヒンドゥー教多神教イスラム教やキリスト教が一神教なのに対し、ヒンドゥー教は多神教
カースト制度身分制度身分差別は憲法で禁止されているが差別が残っている地方もある
植民地イギリスインドは第二次大戦後(1947年)にイギリスから独立
ガンジーインド独立の父非暴力主義による独立運動家
人口世界2位いずれ1位に近い将来、中国を抜いて人口が1位になると予測されている
ニューデリー首都最大の都市はムンバイ
バンガロールハイテク産業インド南部の都市バンガロールはインドのシリコンバレーとも呼ばれ、ハイテク産業の中心地となっている
IT産業ゼロの発明古代インドで数字のゼロが発明され、現代ではIT産業がさかん

 

中学地理「インド」で覚えておきたいこと

インダス川とガンジス川

インドで最初に覚えておきたいのは2つの川。インダス川とガンジス川です。
インドの西を流れるのがインダス川を流れるのがガンジス川です。

 

古代インダス文明がさかえたのが、その名の通りインダス川流域で、ヒンドゥー教徒にとって「聖なる川」なのがガンジス川です。

 

ヒンドゥー教はインドに信者が多い宗教で、イスラム教やキリスト教と異なり、複数の神様を信仰する多神教なのが特徴です(日本の神道も多神教とされています)。

 

北からヒマラヤ山脈→ヒンドスタン平原→デカン高原

西のインダス、東のガンジスに対し、南北方向で見ると、インドは北からヒマラヤ山脈→ヒンドスタン平原→デカン高原となります。

 

試験対策としては、デカン高原での綿花栽培が必須です。
北東部アッサム地方での栽培とあわせて覚えておきましょう。

 

近年はIT産業が発展

近年では世界的にインドのIT産業やIT技術者が注目されています。インド式計算(2ケタのかけ算)により数学が得意な人が多いことや英語圏で英語が通じることなどが理由。

 

インドのシリコンバレーとも呼ばれる南部の都市「バンガロール」を押さえておきましょう。

 

中学地理「インド」の基礎データ

最後に国土面積、人口などの基礎データをまとめておきます。

首都ニューデリー
面積328万平方km
(日本との比較)約8.7倍
人口13.3億人
(日本との比較)約10.5倍
通貨ルピー
主要言語ヒンディー語

 

ニューデリーとムンバイの雨温図を比較

首都のニューデリーとインド最大の都市ムンバイの雨温図を掲載しておきます。

ニューデリー(北緯28度)の雨温図ムンバイ(北緯18度)の雨温図
ニューデリーの雨温図 ムンバイの雨温図

雨温図は気象庁ホームページのデータをもとに作成。

ニューデリーの年間降水量は767.7mmで東京の約半分、
ムンバイの年間降水量は2181.9mmでその3分の1以上が7月の降水量です。

 

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