カラム地図でブドウ、モモ、サクランボの収穫量を確認
ブドウ、モモ、サクランボの都道府県別収穫量をカラム地図にしました。
ブドウとモモは扇状地での果樹栽培がさかんな山梨県の代表的な農産物となっています。
ブドウの都道府県別収穫量
()内が順位。%は全国に占める割合です。
ブドウの収穫量1位は山梨県で全国の約4分の1を占めています。2位長野県(19.3%)、3位山形県(10.0%)までで全国シェアの過半数となります。
山梨県はブドウの生産とともに、ブドウを原料にしたワインの生産もさかんに行われていて、「勝沼ワイン」などが全国的にも有名です。
また、ブドウの生産は、4位岡山県、5位福岡県と西日本でも行われていることが特徴です。
【山梨県勝沼市の雨温図】
ブドウの生産には寒暖の差が激しい土地が適しています。勝沼市の雨温図を掲載したので確認してみてください。
モモの都道府県別収穫量
()内が順位。%は全国に占める割合です。
モモの収穫量1位も山梨県で、こちらは全国シェアの約4割。カラム地図で見ても色のついているところが少ないように、少数の県で集中的に生産されています。
モモの生産には、水はけのよい土地が適しているので、山梨県の扇状地などが教科書でよく取り上げられます。甲府盆地と扇状地はモモ生産のキーワードとして覚えておきましょう。
サクランボの都道府県別収穫量
サクランボは「桜桃(おうとう)」と表記される場合もありますが、同じことです。
()内が順位。%は全国に占める割合です。
サクランボといえば山形県と言えるほど収穫量で圧倒的1位です。山形がサクランボ生産に適している理由は諸説あって、中学地理で問題として出題されることはありません。
サクランボ=山形県(山形盆地)とさえ覚えておけばテスト対策としては十分です。
以上が、ブドウ、モモ、サクランボ(桜桃)の収穫量カラム地図です。
最後にテスト対策上のポイントをまとめておきます。
- ブドウの収穫量1位は山梨県、2位長野県
- モモの収穫量1位は山梨県、2位福島県
- ブドウの生産には寒暖の差が激しい土地が適している
- モモの生産は甲府盆地、扇状地の水はけのよい土地
- サクランボ生産は圧倒的に山形県