都道府県別の産業別人口比率をカラム地図で確認
都道府県別に第一次産業(農林水産業など)、第二次産業(製造業など)、第三次産業(サービス業など)の就業人口比率を算出し、カラム地図にしました。
傾向がはっきりとわかれているので、どの地域でどの産業が盛んかが判別できます。
なお、日本全体としては第三次産業に従事している人が最も多く71.0%。
次いで第二次産業25%、第一次産業4%となっています。
第一次産業人口比率の都道府県カラム地図
農業、水産業、牧畜業などの第一次産業人口比率が最も多いのは青森県で県全体の12.4%。
2位高知県、3位宮崎県、4位岩手県までは10人に1人以上が第一次産業に従事しています。
日本全体では4.0%と25人に1人の割合なので、この4件の割合の高さがわかると思います。
上のカラム地図を見ると、両サイドに色がついているところが多いことがわかると思います。
これは北海道、東北、四国、九州の第一次産業人口比率が高いことを意味しています。
第二次産業人口比率の都道府県カラム地図
第二次産業とは製造業や建設業などいわゆる「モノ作り」の仕事のことです。
この第二次産業人口比率が最も高いのは滋賀県で33.8%。
2位富山県、3位愛知県までは3人に1人以上が第二次産業に従事しています。
第二次産業は4位静岡県、5位岐阜県と中部地方でさかんなことがわかると思います。
第三次産業人口比率の都道府県カラム地図
日本で最も多くの人が従事しているのが第三次産業です。
商業、サービス業、通信業、金融業などが第三次産業となります。
この第三次産業人口比率が最も高いのは東京都で82.1%。
2位の沖縄県は観光業がさかんなため第三次産業の比率が高くなっています。